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本日は
Makin’ Whoopee (Eddie Cantor版)
“Makin’ Whoopee” (邦題:メイキン・ウーピー)の Eddie Cantor (エディ・カンター)バージョンをご紹介します。
以前書きましたバージョン はいわゆるスタンダード・ナンバーとして今も歌われているものです。
ぜひ比較してシビレてみて下さい。
歌詞概要
※ Makin’ Whoopee は 2024年にパブリック・ドメインとなっているため、歌詞全文を掲載しております。
(Verse)
昔からのあの結婚行進曲を聞くたび
他人事でホッとするよ
結婚したヤツらの話もたくさん聞いてきたし
結婚が長い道だってこともわかってる
たいていの人にとっちゃ結婚はロマンスだろうけど、
僕はピクニックやダンスのほうがいいね
(Chorus)
また新郎新婦の誕生だ
晴れやかなハネムーン、新しい季節
結婚で馬鹿騒ぎをする(=Making Whoopee)いい理由ができた
聖歌隊は歌う、『花嫁の登場です』
そして彼女の隣には新たなる犠牲者…
彼は理性を失っちまったのさ
だってそれは盛り上がっちゃうシーズン(*1)だからね
どの時代もそうだった
高給を稼ぐ側と分け前を求める側。
妻は夫を「しょうもないヤツ(Toodle;糸くず、ナメクジという意味も)」と呼んであきれ顔
でも彼のためにシュトゥルーデル(*2)を作り、パイを焼く。
何のために?
メイキン・ウーピーするためにさ!
(*1) Make Whoopee には「浮かれ騒ぐ」、「飲めや歌えの大騒ぎ」のほかに
「肉体関係を持つ」というスラングもあり、ここではコミカルかつ皮肉っぽく新郎をいじっているのです。
(*2)シュトゥルーデル
オーストリア、ハンガリー地域の伝統的なお菓子です。リンゴなどのフィリングを巻き上げたパイ菓子です。
”私の好きなもの”として “My Favorite Things” にも登場します。
いかがでしたか?
女が悪役で新郎がかなり痛めつけられてますが
世界共通の「結婚の行く末」のひとつの典型的イメージですね。
ディズニーランドのカリブの海賊にもこういうのあったよな。
最初は女を追いかけまわしていた海賊がやがて
カミさんにほうきで追い回される、という。
夢と魔法の王国でもカミさんは怖いんだな。
ではまた