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ジャズ詞と私ーBlack Coffee

(B)

こんにちは

今日も私のブログを訪ねてくださってありがとうございます。

 

本日の曲は落ち込み度MAXの

Black Coffee

です。

 

“Black Coffee”1948年、Sonny Burke(ソニー・バーク)により作曲、 Paul Francis Webster(ポール・フランシス・ウェブスター) により作詞されました。

Paul Francis Webster はこの他にも

“Secret Love” (Calamity Jane, 1953)
“Love Is a Many-Splendored Thing” (Love Is a Many-Splendored Thing, 1955)
“The Shadow of Your Smile” (The Sandpiper, 1965)

などを作詞しています。

レコーディングされたものとしては

1949年のサラ・ヴォーン、1953年のペギー・リー、1960年のエラ・フィッツジェラルドなどが有名なバージョンです。

 

まずは歌詞を見ていきましょうか

 

 

歌詞概要

※このテーマでは著作権保護のため、歌詞(英・日共)は掲載せず
 適正な引用のみでお届けしております。
 どうぞご了承くださいませ。
 限られた表現の中ではありますが、歌の世界を楽しんで頂けましたら幸いです。

 

『一睡もできないままブラックコーヒー片手に

部屋の中を歩き回ってドアを見つめているの

夜中の1時から4時まで影に向かって話し続けてるわ

する事といったらただブラックコーヒーを注ぐだけ

男は外で恋愛する生き物

女は家でオーブンを見守りながら泣くのよ

 

ひたすらあなたを待ちながら

後悔をタバコとコーヒーで埋めているの

私、すっかりおかしくなってしまったみたい

髪もだんだん白髪になって…

ただただこうしてブラック・コーヒーを飲んでいるわ』

 

 

いかがでしょうか

かなり病んでしまったこの主人公の女性、私の知る限りでは

Angel Eyesに並ぶやさぐれ度 LEVEL5(LEVEL5まで)の歌です。

Angel Eyesの主人公はやはり女性。

自分を捨てた恋人を恨みながら泥酔して酒場の皆に「ねえ、聞いてよ!」と喚いている歌ですが、

こちらの Black Coffee

一歩も家から出ずにまんじりとコーヒーとタバコで影に向かって話している。

 

プラス怖いのは、ここまで病んでいるのにお酒に行かずコーヒーなんですね。

そこがむしろ凄みを増しているというか。

もはや酒ごときではごまかすのではなく、むしろコーヒーとニコチンで覚醒の方向。

 

そしてさらに怖いのが、ぶちキレて追いかけたり会いに行ったりしないところ。

衝動的なほうがまだ健康というか一時的な感情なんだな、と共感できるものがありますが、

家から一歩も出ずに自分の沼にはまり込んでいる姿は軽い呪いレベル。

 

 

私が友達だったら
Angel Eyesのほうならお酒に付き合って励ましてあげられるけど
こっちは無理だ。

 

「彼女ね~今フリーなの。

前カレとうまくいかなくてさ、

コーヒーとニコチン中毒なんだけどね。

普段はすごくいい子なの。

一晩中タバコとコーヒー片手に影に向かって話してる白髪頭のコなのよ

会ってみる?」

って新しい出会い紹介できないわ!!

 

さて、あなたはどっちタイプ?

 

私は Black Coffee だな(笑)!

 

 

参照動画

 

今回はこちら一本です。ジュリー・ロンドンをどうぞ

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