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ジャズ詞と私ー The Shadow Of Your Smile(いそしぎ)

(S)

Today’s Theme is: “大人なら” Jazz

 

こんにちは

今日も私のブログを訪ねて下さってありがとうございます。

 

今日の曲はみんなうっとり

The Shadow Of Your Smile(いそしぎ)

です。

これがとても好きなお客様がいらして、

毎月お越しくださる時には必ずリクエスト頂いておりました。

 

 

概要

この “The Shadow of Your Smile”“Love Theme from The *Sandpiper(邦題:青春の影” としても知られています。

「知られています」とはいえ日本では知っている人は僅かだと思いますが。。

*Sandpiper=鳥名で「シギ」です。

私、最初「いそしぎ」というのは鳥だとは知らず

「いそしぐ」という動詞の名詞形だと思っておりました。

「暮れなずむ」とか「たゆたう」みたいな。

「いそしぐ夕暮れの波」みたいな。

違いました。

 

さて、この「いそしがない」、鳥の歌である “The Shadow Of Your Smile”

Johnny Mandel(ジョニー・マンデル)により作曲、Paul Francis Webster(ポール・フランシス・ウェブスター)により作詞され、1965年に発表されました。

元々はアメリカのドラマ映画 “The Sandpiper” のために書かれた曲で、

主演はエリザベス・テイラーリチャード・バートンってまぁ豪華!

 

ストーリーは

リチャード・バートン演ずる牧師とその生徒の母(エリザベス・テイラー)が禁断の恋に落ちてしまう、というもの。

聖職者と人妻の不倫ってなかなか重い設定ですね…

 

 

歌詞要約

※このテーマでは著作権保護のため、歌詞(英・日共)は掲載せず
 適正な引用のみでお届けしております。
 どうぞご了承くださいませ。
 限られた表現の中ではありますが、歌の世界を楽しんで頂けましたら幸いです。

 

『切なくも美しい愛の追憶が、微笑みの影に隠れる

あなたの頬を伝う涙に思わず僕は(私は)キスをした

あなたのその微笑みの影を私は忘れないだろう』

という情感溢れる内容です。

 

Etc.

いかがでしたか?

もう「あなた」はここには居なくて、主人公が独りで歌っている歌、という状況ですね。

”あなたの微笑み、涙、過ごした季節…

全てを僕は(私は)忘れはしない”

 

そうか、やっぱり聖職者と人妻は結ばれなかったのか…

結ばれちゃったらそこから針のむしろだな。

もうドバイに逃避行するしかないっしょ。

…ってガーシーか!!

…と妄想を逞しくしてしまった私でしたがもう一つ気づいたことが。

 

その「毎月リクエストを下さる」お客さまの年齢とこの映画の封切りを重ねてみると、

お客様10歳の時、ってことになったんだけど、かなりませた10歳だったんだな…

牧師と人妻の不倫映画が沁みる10歳。

当時は「R指定」とかなかったのかしら?

 

さて、話を元に戻しまして

この美しい “Shadow Of Your Smile” は多くのアーティストにカバーされています。

特に有名かつ人気があるのは Tonny Bennette(トニー・ベネット)のバージョンでしょう。

 

中でも私のおすすめはスペインの歌手 Juanes(フアネス)とのデュエットで、2番のスペイン語での歌唱はとてもムーディーで一層ロマンティックです。

是非聞いてみて下さい

 

参照動画

 

メイキング映像です

 

楽曲としては非常にシンプルで、4小節が一塊となってその音型がずっと何度も繰り返される、というものです。

単調になりがち、と思われるかもしれませんが、

この曲における単調さは非常に素晴らしいのです。

 

予測可能なパターンを柔らかに繰り返すことで安定感やリラックスした気持ちになれたり、感傷的だったり情緒的に心に響くのです。

それゆえ親しみやすく何度も聞きたくなるのではないでしょうか?

 

そう思うと私が毎月同じ曲を同じように(スローボッサ一辺倒でアレンジは変えず)お届けしていたのは正解だったのかな、と思うのです。

 

以上シンプルなようで深い “The Shadow Of Your Smile”(いそしぎ)でした。

ぜひあなたらしい素敵ないそしぎを歌ってくださいね

 

See you next time!

 

 

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