こんにちは
今日も私のブログを訪ねて下さってありがとうございます。
本日の曲は『もう遅かった』
Willow Weep for Me
このWillow Weep for Meは有名である割には
どの解説を読んでも「〇〇年誰それがレコーディング」「〇〇年ランキング〇位を獲得」みたいなデータばかりでちょっとドキドキハラハラるようなエピソードがない。。
まぁ、それは悪いことではないのですからね!
一応概要は以下の通りです。
概要
“Willow Weep for Me” (邦題は柳よ泣いておくれ)は 1932年にAnn Ronell(アン・ロネル)により書かれました。
アン・ロネルは一時期ガーシュインと付き合っていて、この Willow Weep for Me は実はガーシュインが曲を書いてアンに著作権をプレゼントしたのではないか?とも言われているのですが、真偽のほどはわかっていません。
ちなみに私は曲をプレゼントされたことが3回ありますが、誰も権利ごとはくれませんでした(どれもヒットはしてませんけど)。
歌詞概要
※このテーマでは著作権保護のため、歌詞(英・日共)は掲載せず
適正な引用のみでお届けしております。どうぞご了承くださいませ。
限られた表現の中ではありますが、歌の世界を楽しんで頂けましたら幸いです。
『柳よ、私のために泣いてちょうだい
その枝を低く垂れて嘆き泣いている私を隠して
あの人への夢も夏の夢も消えてしまった
柳よ、私のために泣いてちょうだい』
Etc.
要約すると以上のように非常にシンプルなのですが、
それだけに日本のお客様にも理解しやすく、情景を浮かべて感情移入しながら聞いて頂けると思います。
悲しい歌の中でも Black Coffee や Angel Eyes などは状況の描写が多いため、英語で一度聴いただけでは解りづらいのですが、この “Willow~” はこのシンプルさゆえに世界観が伝わりやすいのではないでしょうか。
あとは、不眠・幻覚・ニコチン中毒の Black Coffee や 酒浸りの Angel Eyes と違って
柳の下で泣いてるだけなのでクリーンだしな。
参照動画
低音とトランペットが素晴らしい ニナ・シモーヌ
何度聞いたかわからない ヘレン・メリルはニナよりも高いクリーンな味わい
おまけ
最後に、個人的にこの曲についてのエピソードはないものかと思い出してみたところ
ありました。
いつぞや横浜 BarBarBarでのライブの折、この曲をラストに選んだのです。
その日は共演が悲願だった本・当に素晴らしいメンバーで、私もいつもにも増して入念に準備をしてきた回でした。
嬉しいことに満席のお客様は11:20までどなたも席をお立ちにならず、じっくりと聞いてくださっていました。
予定通りこの曲でラストを締めると、たくさんの拍手を頂き…
そしてライブはそこで終わりました。
そう!アンコールがかからなかったんです!
素晴らしい達成感と共に「え?アンコールしないの?」という動揺でステージを降りたものか居たものかなんだか判らなくなった記憶があります(笑)。もちろん初めての経験でした。
その時来ていた夫は
『最後の Willow Weep for Me が本当に良かったのでその余韻を最後にしたかったんだよ』と言ってくれましたが、そんな事ってあるの?
『はい、アンコールが来ないことは稀にあります。
ライブパフォーマンスの終盤で、観客が特に感動したり、最後の曲が素晴らしかった場合、
アンコールがないことがあります。
ただし、アンコールは一般的にはライブのお約束として定着しています。
演者と観客の感情のぶつかり合いや交流の場として、アンコールは大切な瞬間ですが、形式化されてしまっていることも指摘されています。
また、アンコールの曲もあらかじめ決まっていることが多いため、 spontaneity が失われていることもあります。
つまりアンコールがあるかどうかは、そのライブの状況やアーティストの判断によるのです』
以上はAIによるお答えでした。。ほぅ。
See you next time!