Today’s Theme : “大人なら”ひとりジャズバー
こんにちは
今日も私のブログを訪ねて下さってありがとうございます。
本日のテーマは「横浜ひとり Jazz Bar」。
横浜ひとりジャズバーデビュー
そうなんです、
よく聞かれる質問に;
「横浜に行ったら関内・元町・中華街エリアの
おすすめジャズバーで生演奏を聴きたい。
1人でも初心者でも入れて楽しめるお店を知りたい」
というのがあります。
いいですね!
横浜在住の元ジャズシンガーとしては、
お答えするのにも熱が入ります。
今日は間違いないお店をご紹介しますので是非この週末、お出かけになってみて下さい
Windjammer
Windjammer(ウインドジャマー)は
昭和47年創業の老舗ジャズライブレストランです。
関内からも元町からも中華街からもほど近く、
かといって騒々しくはない良いエリアにあります。
中華料理を楽しんでからの2軒目でも良いのですが、
ここでのお食事も捨てがたいですよ
大食いに自信があるなら名物「名物司令官バーガー」(限定3食なのでご注意)
で「まいう~」、
500グラムの国産ビーフと400グラムのバンズ、
300グラムのタマネギ、トマト、レタスを使用した
直径約30センチ、総重量約1.2キロにも及ぶメガバーガーです。
そしてここ発祥のカクテル「ジャック・ター」を。
あ、ジャック・ターはすっきり爽やかそうな見た目とは裏腹に
非常に強いカクテルなので気を付けつつ楽しんで下さい。
彼女が「おいし~!」と喜んでも止めてあげるのがジェントルマンだよ君。
そしてお腹も落ち着いた頃、奥のカウンターのむこうでジャズライブが始まります。
ライブはボーカルなしのインストゥルメンタルで、
30分ほどのステージと休憩の繰り返し。
選曲も難しくなく、
円熟のジャズメンが耳馴染みのあるスタンダードを聴かせてくれるでしょう。
余談ですが、こちらに出演しているミュージシャンは知り合いが多く、
私はここではいつもジャック・ター片手にゆったり和みながらプレイを聴いています。
〒231-0023
神奈川県横浜市中区山下町215 東楽ビル1~2F
050-5484-7031
さて、以上の通り過ごされたアナタはすでに充分楽しんだはずですが、
「まだ飲み足りないな~」と思うならば!
ぜひ、お店を出て向かいの「Bar Norge(バー・ノルゲ)」に行きましょう。
カウンターがメインのウッディでオーセンティックなバーです。
地元の常連さんや外人さんなど色々なお客さんでいつも賑わっていますが
大丈夫、気楽にドアを押してみて下さい。
実は私はこちらで何度も演奏させて頂きました。
その時のLive録音がこちらです↓
良かったら聞いてみて下さいね
それでは横浜で素敵なジャズナイトを!
※おまけ
今は無き「罪の家」491House
よく聞かれるので書いておきますね。
中華街と山下公園のちょうど間にあった「491 House」(ヨンキュウイチハウス)の
お話です。こちらもカジュアルなジャズの生演奏のバーでしたが、
残念なことに数年前に閉店してしまいました。
アヒルのライトが目印でした。
浜っ子には広く知られていたみんなの溜まり場、491House。
毎晩ジャズの生演奏があり、
ベテランから若手まで様々な編成のプレイを楽しむことができました。
カップル、2軒目に飲みに来たビジネスマンのグループ、
出演ミュージシャンの応援の女性ひとり…などなど、
様々なお客さんが思い思いに寛いで過ごすことのできたカジュアルなお店でした。
ミュージックチャージはカウンターの上の大きなブランデーグラス
(ゆうたろうのやつですね)に帰りにスマートに入れて。
手前がアップライトピアノの背、奥にウッドベースが見えます。
特別ではない「いつもの横浜の夜」とジャズがうまく溶け合い、
みんなに愛されていたお店でした。
無くなって残念、といまだに誰もが言います。
ちなみに
店名の由来は
イエスの弟子ペトロが、
「兄弟が自分に対して罪を犯したならば、何回赦すべきでしょうか、7回までですか」と
問うた時、イエスは
「そうではない、7の70倍までも赦しなさい」と答えたことに由来しています。
というのは当時の戒律で、通常ユダヤ人は「3度まで罪を赦す」となっていたため、
弟子のペトロはそれに上乗せして、7回までですかと、イエスに聞いたのです。
それに対してイエスは「7の70倍=490回」つまり、何度でも罪を赦しなさい、と
諭されたのです。
で、
この490回さえも超えた「491回目の罪」という意味で
「ここは許されない罪の家」、とシャレてみたのですが
それも終わってしまいましたね・・
そんなわけで今日は
「横浜の関内・元町・中華街エリアで
ジャズの生演奏をひとりでも、初心者でも楽しめるお店」を
ご紹介しました。
中級編もお楽しみに☆
な!
*Thanks to the Icon images by jens-thekkeveetti