Today’s Theme is : “大人なら” ジャムセッション!
※この記事は今後も加筆・アップデートして参ります。
こんにちは!
今日も私のブログを訪ねて下さってありがとうございます。
今日は
初めてのジャムセッション(ジャズ)
のお話です。
「どんな人達が居るんだろう?」「変な事をやってしまわないか心配」などと
行く前はとかく不安もあるかと思いますが、
まずはレパートリー3曲と、ちょっとのルールさえ覚えれば大丈夫!
長くセッションホストを務めておりました私の体験を交えてお話したいと思います。
早速この週末はライブハウスのスケジュールをチェックしてセッションに参加してみて下さいね!
ではまず、
ジャムセッションとは?
ジャズクラブなどで行われる即興セッションです。
楽器、ボーカルいずれも参加でき、セッションホスト(orリーダー)のリードによって色々な組み合わせで演奏を楽しむ集まりです。
タイミングとしては、平日夜がプロのライブで週末や月曜日にセッションを行う、というお店が多いです。
セッションの流れ
お店に入ったらその日のセッションホストが迎えてくれますので
名前と1曲目にやりたい曲を伝えます。
ホストは参加者の順番や他の楽器とのコーディネートを教えてくれますので、譜面や録音機など準備しつつワクワク待ちましょう。
ステージネームを持っている人も多く、「マイルスさん」とか「サラさん」みたいな方もたくさんいらっしゃいますので別キャラになって楽しんでみるのもアリです。
『こんにちは~ いらっしゃいにゃ!』
料金は通常のライブよりも低めの¥2000位~¥2500が多く、
ドリンクやフードを楽しみながら参加するカジュアルな勉強会、もしくは交流の場といった雰囲気です。
ペアで参加している人もいますし、一人でみっちり録音しながら同じ曲を繰り返す人などもいて、自由度は高いです。
楽曲はいわゆるスタンダード曲集に載っているような曲なら大丈夫です。
ジャズでなくとも有名なポップスやボサノバ、ラテンであれば大概対応してもらえます。
楽器の人はみんなが使っているようなスタンダート集を、
ボーカルは自分のキーに書き換えた楽譜を4~5部コピーして持参しましょう。
ホストは他の参加者さんと繋いでくれたり、「あのピアノの方とDUOをやりたい」、
「次は弾き語りにしたい」などのリクエストにも出来る限り応えられるよう調整してくれますので、恥ずかしがらずに積極的にコミュニケーションを取りましょう!
楽譜の間違いを指摘してくれたり、休憩時間にアドバイスを貰えたりもします。
スタンダード集は高いものもありますが、徐々に揃えましょう。
Jazz Standard Bible for Vocal
スタンダート・ジャズのすべて①
スタンダート・ジャズのすべて②
セッションに参加するメリット
・自分のスキルをアップする
・他の参加者さんの演奏を聴いて新しいアレンジ・曲に出会う
・バンドメンバー探し
・プロミュージシャンとの出会い
・お店に対するアピール(そのお店に出演したい、など)
などのたくさんのメリットがあります。
ライブハウスデビューやスカウトを目指すならば
アピールできるきれい目スタイルと歌前の元気な自己紹介
そしてスマイル¥0をお忘れなく!
プライベート用の名刺もあると良いです。
気をつけたい事
反対に気をつけたい点もいくつか。
・オリジナルを披露する方もたまには居ますが、そればっかりなのはwelcomeではないと思います。
・また、誰とも組まずにソロばかりやりたがる人もみんなの出番を少なくしてしまうので気をつけたいところ。
・あと、CDや自分のライブのフライヤーを配りまくったりする売り込み目的のセミプロみたいなのも時々居ますが、みんな引いているのでやめような)
・勉強のための録画・録音は自由ですが、他の方の演奏時には了解を得て共有しましょう。
・また、他の参加者さんの楽曲が気に入って自分もレパートリーに取り入れたい、という場合には、ただ「コピーしていいですか?」「譜面の写真を撮らせて下さい」などといきなり言わず、自己紹介やご挨拶をしてコミュニケーションを取って下さい。当たり前ですが…。
中にはお金を払ってプロに頼んで譜面を作ってもらっている方もいますし、自分のオリジナル譜面をとても大切にしている方もいらっしゃるので、簡単に貸し借りをしたくないと思っている方もいるからです。
私がホストしていたセッションでもそういったトラブルが何度かありました(!)
まず「こんにちは、さっきの曲は素敵でした」と挨拶するのが良いと思います。
以上、ルールというか、「こうしたら楽しんで続けられますよ」という点を挙げてみましたが、そんなに難しいことはありません!
参加せずとも聴いて勉強するだけでもOKですし、ライバル偵察でも構いません(笑)。
お店の雰囲気やホストの人柄などとても大事ですからまずは一度、顔を出してみましょう。
楽しんであなたらしい素敵な歌を歌ってください!