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ジャズ詞と私ーThe Man I Love

(M)

Today’s Theme is : “大人なら” Jazz

 

こんにちは

今日も私のブログを訪ねて下さってありがとうございます。

 

今日の曲は

The Man I Love

です。

 

概要

”The Man I Love” は 1924 年 George Gershwin(ジョージ・ガーシュウィン=兄)により作曲、Ira Gershwin(アイラ・ガーシュウィン=弟)により作詞されました。

1924年…古いですね!

 

ここ日本ではどんな年だったかと言いますと:

– 日ソ基本条約締結
– 清浦奎吾が内閣総理大臣に就任
– 第1回冬季オリンピックとなるシャモニーオリンピック開幕

っていう。

遠~い昔、という感じしか沸かないですが、

この年こんな曲がアメリカでは生まれていたのですね。

 

ガーシュウィンによるその他の有名な曲には

「サマータイム」

「ラプソディー・イン・ブルー」

「パリのアメリカ人」

「シャル・ウィー・ダンス?」

などがあります。

 

もともとこの曲はミュージカル・コメディー “Lady, Be Good” のために書かれたものですが採用とならず、その後他のミュージカルに入れられました。

しかしその作品も大都市での上演に先立っての地方公演で終わってしまったので、お蔵入りといいますか何と言いますか、つまり “The Man I Love” は生まれてしばらくは日の目を見ない日々を送っていたのです。

 

その後は色々なアーティストによりカバーされましたが、大きなヒットとなったのは1994年ケイト・ブッシュの録音でしょう。

 

参照動画

UKチャートで27位まで行きました。

 

次にエラ・フィッツジェラルドをどうぞ。何かとエラで申し訳ないとは思うのですが(笑)素晴らしいのでしょうがありませんね

 

これもいい。ハービー・ハンコック(Pf)、ジョニ・ミッチェル(Vo)、そしてウエィン・ショーター(t.sax)。

 

歌詞概要

このテーマでは著作権保護のため、歌詞(英・日共)は掲載せず

 適正な引用のみでお届けしております。どうぞご了承くださいませ。

 限られた表現の中ではありますが、歌の世界を楽しんで頂けましたら幸いです。

 

素敵な人が現れたなら、私はきっとこんな風に変わるの。

という内容です。

 

『いつか私、彼に出会うの。大きくて強くて素敵な人。

彼は私を見つめて微笑むの。そして二人は何も言わず見つめあうのよ。

馬鹿みたいと思うでしょ?でも私、そう信じてるの。

そして小さな家を建ててそこから離れはしないわ』

 

‥小坂明子?

ってのはいいとして、

・強くて優しい彼

・両想い

・その愛する人との家庭(持ち家も!)

・それがずっと続くこと

 

これって平凡だけど究極の幸せの形ではないでしょうか?

 

ルーなメロディー、そして小さな幸せにただ憧れる、と歌う歌詞は

”今、この主人公は幸せではない”という事を連想させます。

それでも歌詞には穏やかな未来が素直に描かれていて、

その祈りのような言葉に聞く人も惹かれる・・そんな理由でこの歌は長い間名曲であり続けているのでしょう。

 

ただひとつ残念といえるならばこれが「女歌」だから男性シンガーは歌えないってこと。

シナトラやトニー・ベネットでも聞いてみたかったかも!

(制作の段階では一瞬 “The Girl I Love” となったことがあったようですが、

その後は”The Man I Love” のみで定着しています。どんな歌詞だったのでしょう?

想像が膨らみます)

 

さて、いかがだったでしょうか?

ライブの中盤あたりからはこんな渋いバラードが入ってくると良いですね。

 

是非レパートリーに加えてあなたらしい素敵な “The Man I Love” を歌ってください。

 

See you next time!

 

 

https://yokohamamonolog.wordpress.com/
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