こんにちは
今日も私のブログを訪ねてくださってありがとうございます。
さっき悲しいニュースが入ってきました。
サックスの大御所、デビッド・サンボーンが亡くなったと。
正しくは“デイヴィッド・サンボーン” ではありましょうが、昔からの表記、”デビッド・サンボーン”がしっくり来ます。
歌うように奏でるその音色は「泣きのサンボーン」とも呼ばれ、1小節、いや、2音聴くだけでサンボーンと分かります。
小児麻痺のリハビリのため始めたサックスなので独特のフォームでしたが、それがサンボーンスタイルであり、カッコよかったんですよね。
私は30代になりたての頃かなぁ、ギチギチに満席の青山ブルーノートで観ましたが本当に素敵でした。
相席というどころではないすし詰めの狭い客席以外にも、安い立ち見のステューデントスペースも学生たちでぎっしり。
↑その時の写真ではないのですがこんな雰囲気で。
私がサンボーンのファンになったのは映画「テキーラ・サンライズ」がきっかけでした。
ミシェル・ファイファー、メル・ギブソン、カート・ラッセルの3人が織りなすおしゃれで切ない大人の恋愛がめちゃくちゃ素敵だったんだなー!
今でも私の映画ベスト10に入ってます。
そんなテキーラ・サンライズの音楽に使われていたデビッド・サンボーンのサックスはまさに「泣き」で「セクシー」で「一小節でキュンキュン」だったもんで私も一撃でした。
今も聴いてるけど長い時を経てむしろギュンギュンです。
これです
初めてミシェル・ファイファーとメル・ギブソンが結ばれるシーンで流れるのですが、
そのまんまのベッドシーンではなくて、ずぶ濡れになった二人の服を乾燥機で回している映像なんだなこれが。
やっぱりいつ脱いでもいいようなかっちょいいパンツをはかないといけないな女は!
もしこれがだっさいヨレヨレのデカパンだったら彼と一緒に脱いで乾燥機に入れる・・なんてできないからずぶ濡れのまま横浜まで(私の場合)帰らんといかん。
で、要はその乾燥機がアップで回っているだけのシーンにこのサンボーンの音が流れるんだな…
このテキーラ・サンライズ、ただのラブストーリーではなくてストーリーもよく練られていて面白いです。
今は亡きラウル・ジュリアの〇〇役(ネタバレになるので申しませんが、アダムス・ファミリーのパパです)も素晴らしかったなぁ。
Mr.サンボーン、どうぞお安らかに。