◆モノブログー愛用品たち◆

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ボイトレーNo.2 子音を効かせる

Jazz
Sold Out となりました、ありがとうございました。

こんにちは

今日も私のブログを訪ねて下さってありがとうございます。

 

第2回目のテーマは

子音を効かせると各段にうまくなる

です。

これもすぐにできて効果絶大ですので是非意識してみて下さい。

特にスローナンバーが劇的に変わります。

 

というのも、

英語独特の子音の響きはスローになるほどその特徴が際立つので、

これを意識することで

言葉により一層英語らしい輪郭を持たせることができ、

結果的に歌がエモーショナルになり、説得力を増すのです。

私は「しっかりと子音を立ち上げて味をつける」という点を

非常に大切にしていました。

特にバラードにおいては。

 

例えば”“ではしっかりと口を結んでからゆっくり唇を離します。

“my” “me” など、歌詞では多用されるので重要です。

 

W” は口笛を吹くぐらいのイメージで口をすぼめて

息を多めに吐きながらやや強めに発音します。

日本語の「ウィスキー」のように軽く平たくならないように注意します。

“Willow weep for me”,  “When I fall in love..”

“with”, “we” “when” “what” など “w” も出番が多いので

ここを改善すると効果的です。

 

その他ここには書ききれませんが、

“B”, “C”, “Ch”, “Cr”, “Dr” ~ “z” までそれぞれのルールというか

押さえどころがあります。

 

それでは素晴らしい歌唱を参考に見ていきましょう!

Example-1  Summertime

ヘレン・メリルの “Summertime”

 

Summertime, and the livin’ is easy
Fish are jumpin’ and the cotton is high
ヘレン・メリルは特に顕著ではありますが、

子音がしっとりゆっくり立ち上がるので非常に情緒があります。

 

Exampleー2  Here’s That Rainy Day

バーブラ・ストライザンドの “Here’s That Rainy Day”

Maybe I should have saved those leftover dreams

Funny, but here’s that rainy day..

とても丁寧でエモーショナルな味が濃くなっていますね。

ひとつひとつのワードがたっぷりと歌われているので、

一曲として聴いた時に余裕が感じられます。

 

Exampleー3 Smile

出ました”王様” Nat “King” Cole。

ハンカチのご用意を…

 

 

Exampleー番外編  TOKYO(井上陽水)

日本語では現れにくい(まず矯正されますね‥)ですが

井上陽水さんのこんな感じはどうでしょうか?

出だしの一音に注目。。

「TOKYO」

『んんぎんざえ~』

❤大好きです。

 

では反対の例として

Exampleー4 “I Get Along Without You Very Well”

チェット・ベイカーの “I Get Along Without You Very Well”

を聴いてみましょう。

はスローでありながら子音を立てずに

さっさと1つのフレーズを歌い(失礼)^^;、

最後の母音で伸ばしていますよね。

これはこれで非常にクールでスマートな印象です。

 

いかがでしょうか?

『子音を制するものはバラードを制す!』

今日からさっそく子音を使いこなして

あなたらしい素敵な歌を歌ってくださいね!

 

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