昔の話になるが、
私のアニバーサリーライブにいらっしゃれない時には
いつも松濤のご自宅から100本のバラを送って下さっていたお客様がいらっしゃった。
一流企業をリタイアされた上品な紳士で、
お会いする時にはいつもにこやかに楽しい会話とおいしいワインで良いひと時をご一緒させて頂いていた。
その方が長いブランクを経て突然、 ”おすすめの方” としてSNSに表示されたので私はとても驚き、また嬉しくなった。
早速フォローし、久しぶりにお顔を見られてとても嬉しかった旨DMをお送りした。
そして何度か懐かしくメッセージを交わした。
その後、その方の投稿が流れてくるようになった。
すると、
『今日は交通調査のアルバイトが邪魔なので叱ってやった』とか
『自転車のマナーの悪さに辛抱できず、行政に電話をした』とか
日々あちこちで文句をたれる
『松濤の文句じじい』に変わってしまっていた!
あ、あの温厚なお人柄はどこへ…
思い出は美しいままに追わない方が良かった一例である。
”Let sleeping dogs lie”
噛みます。