こんにちは
今日も私のブログを訪ねて下さってありがとうございます。
本日の曲はみんなHappy
On the Sunny Side of the Street
です。
最近では朝ドラの『カムカムエヴリバディー』の中で使われていたということで有名になったようですね!
個人的には、私はシットイン(飛び入り演奏)の時やアンコールに必ず歌っていた曲です。
もっと言えば、オーディションで合格した時はたいていこの曲でした。
そんなラッキー・ソングなので、きっと凄いパワーを持っているはずです!
是非レパートリーになさって下さい(^^)
概要
On the Sunny Side of the Street は1930年に James Francis “Jimmy” McHugh(ジミー・マクヒュー) により作曲、
Dolothy Fields(ドロシー・フィールズ)により、 ブロードウェイのミュージカル『ルー・レスリーのインターナショナル・
レビュー )』のために書かれました。
莫大な費用をかけたこのショーはいちおう95回上演されたものの大コケ。
使われた楽曲の “On the Sunny Side of the Street” と “Exactly Like You” だけがヒットし、今日のようなスタンダード・ジャズナンバーになったのです。
疑惑
しかし!
この明るい表通りにはグレーな一面も。。
というのは『この曲を書いたのは本当はジミー・マクヒューではなく、 Fats Waller(ファッツ・ウォラー)だった』というもの。
佐村河内守的な。。
というのもウォラーは目先の現金収入が必要だったため、この曲の著作権をジミー・マクヒューに売ったとされています。
とあるジャズライブラリーのコレクションにはその証拠も残っているそう。
しかも
これだけに留まらず、“I Can’t Give You Anything But Love” や“If I Had You” もだっていうから驚き!
私事ですが、 “I Can’t Give You~” は必ずと言っていいほどライブのオープニングに歌っており、
ラストはこの“On the Sunny Side~”だった訳ですので、
『私はきっとファッツ・ウォラーがすごく好きに違いない。現金が好きなところも似ている!』
と思い作品リストを調べてみたところ、そうでもなかった(笑)。
ということでジミー・マクヒューはほぼクロ決定。
まあ、明るい表通りの陽射しが強ければ日陰は一層暗い、という事だろう。
知らないけど。
あと、話は逸れますが
よく昔の作家などの金の無心をした手紙とかが博物館で晒されてるけど
止めたほうがいいんじゃないかといつも思う・・(笑)。
歌詞概要
※このテーマでは著作権保護のため、歌詞(英・日共)は掲載せず
適正な引用のみでお届けしております。どうぞご了承くださいませ。
限られた表現の中ではありますが、歌の世界を楽しんで頂けましたら幸いです。
コートと帽子をつかんで出かけよう
心配事は玄関先に置いて。
向かう先は Sunny Side of the Street。
楽しい足音が聞こえるよ
今までは日陰を歩いていたけどもう終わりさ
1セントも持っていなくたって気分はロックフェラー
Sunny Side of the Street じゃ土ぼこりもゴールドなんだ!
参照動画
1.御大ルイ・アームストロング
2.ジャズ・ラグ・オーケストラ
非常に整っていて聴きやすいと思います。
3.ジェーン・モンハイト姫
このフリーでコンテンポラリーな味は盗みたくなる!
Etc.
色々あったみたいですが、
ワクワクとリスナーもミュージシャンも楽しくさせる名曲であることに間違いはありません。
疑惑はおいといてどうぞ楽しく歌って下さい♪
See you next time!