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究極のペンー前編

Life

Today’s Theme is : “大人なら” いっそコレ。

 

こんにちは

今日も私のブログを訪ねて下さってありがとうございます。

 

今日はペンにまつわるお話を聞いてください。

 

数年前、相続があった時のこと。

その時驚いたのは「こんなに諸費用がいるのか!」でも「また住民票か!」

でもなく、

「こんなにも手書きしなくてはいけない書類があるのか!!」でした。

特に私がきょうだいの分を委任されていたので3人分の住所氏名を

何十回と書かねばならなかったのでした。

もう「あの時は字ばかり書いていた」って記憶しかないですほんと(笑)。

 

不動産会社の担当者さんや買主さん、ナントカ先生方の目の前で、

じっと見守られながら住所氏名その他を書くことが、達筆でもなんでもない私は

本当に恥ずかしいというか「あぁいやだ~」と思っておりました。

 

そしてもうひとつ気づいたのは

そういった署名のプロ(?)はみなさんそれに相応しい高級な筆記用具を使っていらっしゃったということ。そりゃそうだわ。

 

不動産会社の担当者氏は黒いモンブラン。

業者の社長さんはパーカー、みたいな。

ちなみに私は「書きやすいから」というだけで三菱UNIの”ジェットストリーム”を

使っていました。しかも胴の部分にはピンクの指サック(笑)。だって書類めくるのに便利なんだもん・・・

 

しかしやはりこういったオフィシャルな場面で契約書などにサインするには

それなりのペンが欲しい、と私は強く思ったわけです。

そして行ったよ「伊東屋」。

店員さんは白い手袋をはめてビロードのトレイにあれこれ出して見せてくれました。

 

しかし。

モンブランは大きすぎる。文豪か?

クロスはバブルの頃たくさん貰ったからもういいや

ウォーターマン? オジサンぽくない?

いっそ羽ペンとインク壺とか?

 

…となかなか決まらなかったのですが、最終的にこれになりました。

Tiffanyのシルバーのボールペンです。

シンプルなデザインとソリッドな質感、そして女性に丁度良いフォーマルさ加減が

決め手となりました。

これなら正式な場面で取り出しても恥ずかしくない!と喜んだ私。

次に書類書くのちょっと楽しみかも♪

 

しかしその「次」の機会に知ったその結果は…

 

とにかく「太い!」

 

ショップで試し書きした時には「少し太めかな」とは思ったのですが、

いざ細々した契約書類に漢字で3行、4行と書くと欄がみちみちになって汚い!

…そうか、

英語の民がスラスラーっと書くぶんにはいいけど、

漢字で書いた氏名・住所にさらに仮名をふる、みたいな日本語の筆記にはあまり向いていないんだ…

 

そんなわけでその後私は契約の場面ではまた

三菱ジェットストリーム(指サック付き)を使うようになった。

もちろんティファニーもしっかり机の上に出しておいて

「こっちもあるんだけど、今日はジェットストリームにしとこうかな」という見栄。

 

 

して後日。

その日はちょっと大きなお金を移す日であった。

わざわざ吉日を選んでのイベントであった。

 

「今日もまためっちゃ字を書くのか‥」

朝から気が重かった私であったが、ひとつ楽しみにしていたのは

 

「大きな金額を扱いなれている先方の社長さんはどこのペンを使っているのだろう?」

であった。

 

後編へ

 

 

 

 

 

 

 

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